LGBTの中でも、Lはその「見えづらさ」が課題だといわれています。その一因は、ステレオタイプを押し付けられ、実際のありようが不透明になってしまうことではないでしょうか。
そして、その「見えづらさ」と合わせて浮かび上がってくるのは、社会の中で女性として生きている人が抱える寄る辺なさです。
海外では4/26を「Lesbian visibility day(レズビアン可視化の日)」としてお祝いする日としているそうです。
coLLaboからもL+(※)のリアルなメッセージを発信し、世の中の誰もがそうであるように、私たちもいまを生きていることを伝えていきます。
※coLLaboでは、レズビアンだけでなく社会的に女性として暮らす/認識されているひとも共に活動しています。スタッフや参加者にも、 レズビアンやバイセクシュアル、Xジェンダー、トランスジェンダーでレズビアンもいます。そこで私たちは、多様な存在を表すL+(エルプラス)という言葉で、Lesbian Visibility のメッセージを発信しました。
昔から「女だから」「女のくせに」と言われるのが嫌だった。それを見返したくて無理に張り合おうとしたこともあった。今は「女性も男性も好きになれる私」に誇りを持っている。それはたくさんの縁が繋がって信頼できる仲間に出会えたから。今度は私がその縁を繋ぐL+になろうと思う。
今はまだ、日々小さなウソをついています。「元カレが」「一人がいいんです」その小さなウソは、少しずつ私を削ります。日々の雑談で、自分のセクシュアリティを安心して話せる、小さなウソを付かないでもいい世界で生きたいから #LesbianVisibilityDay を応援します。
L+は見えづらい
「同性愛」と言われる時、男性だけ想定されていることが珍しくない
男女の収入格差はL+にも無縁でなく、女同士は貧乏の二乗にすらなる
そんな困難の中でも老若のL+が各地で生きてる
これからも生き延びていつか出会えますように
レズビアンという言葉には当事者の意図しない様々な意味が付与されている。私は性的に消費されるために存在しているんじゃない。大切な人との生活を愛おしむために生きている。二人で安心して生きてゆけるよう、ここにいるぞと声を上げてやる!
左利きの人やAB型の人と同じく数が少ないだけで、私たちレズビアンはどこにでも居ます。現在は大声で言わないと居ないものとされがちです。望むのは、ただ幸せに穏やかに暮らすこと。可視化され、社会で当たり前になるよう前進していきます!
閉じていた心を思い切って開いてみると、大切な人達に出会え、気付かなかった楽しみや喜びに心を傾けられる様になっていた
幸せを求めていいと当たり前のことを感じつつ人生を一歩ずつ歩いている
レズビアンと認めたあの日は私の人生の大切な収穫日
昔は自分を単なる「スケベな女好き」と思っていたけど、一緒に生きていきたいと思った相手が女性だったら「家族」にもなれないんだって思いがつきまとった。だから今生をかけて「レズビアン」として大切なひとと最後まで生きたい。
東アジア社会でL+として暮らすにも、親密な関係を築くにも、我々は多くの困難に直面する。しかし決して一人ぽっちではない。抑圧は共通経験になり、相互理解と支え合う可能性を生み出す。未来の自由への第一歩、私は自身をL +として社会へ発信する。
自分を「レズビアン」と受け入れるのに18年もかかったから、若いひとにはそこまで悩んでほしくない。だからコミュニティに関わってきたけどまだ足らない。もっと見えるようになって、たくさんのL+が、現れ出てきやすくなりますように。
あなたには秘密がある?誰にも言っていない?だからって 秘密が「存在しない」ことにはならない
「自分のまわりには♀♀カップルなんていない」と思ってる?
いいえ ただ言えないだけ.あなたの身近にも必ずいる
ひっそりと 支え合いながら生きている
今日はぜひ そのことに思いをはせてみてください
ひとりぼっちだと思っている あなたへ
言えないだけであなたの周りにも必ずいます
自分以外の同じセクシャリティの人に会うことを
ためらっているあなたへ
失敗しても行動することで世界が変わるかもしれません
もしもごく身近に女同士の穏やかな関係を築くふたりがいたら、もっと早く心地よい生き方に気付けただろうか。ひとりの女性とひとりの女性が互いをパートナーとして選び、ともに生きることを肯定し、当たり前にその選択を選びことができるようになってほしいと願います。私たちはここにいます!
恋人が出来ないと不安なあなたへ
自然とその時が訪れます
ただ、相手選びは慎重に
あなたが無理をしなくても受け止めてくれる人を
パートナー歴11年のレズビアンカップルです。私たちは2人で起業して仕事をしています。仕事上、2人の関係性の質問もありますが「パートナーです」と説明しても偏見を受けたことはありません。さいたま市でも今年からパートナーシップ宣誓制度が始まったので手続きを考えています。
娘からカミングアウトされて、はじめて、日常の些細なことの中に思い込みや偏見が沢山あったことに気づきました。もちろん、私の中にも。そして、それは漠然と「差別はよくない」と思っているだけでは気づけなかったことでした。私も、少しずつ身近な人たちに伝えていきたいと思います。
恋人と続かないと嘆くあなたに
相手は変わりません
あなたが変わる方が、ずっと楽です
あなたも相手も完璧な人はいません
赦すことも愛情です
女性の「女性性」がうるさいほど求められ、その期待に応えるために、本性を隠して「カテゴリー」に無理矢理に自分を嵌めようとした人は少なくないでしょう。もし「カテゴリー」に窮屈を感じたら、自分だけの「カテゴリー」を作りましょう。元々私たちはカテゴライズされるべきではないからだ。
恋人と幸せに過ごしているあなたへ
永遠なんてありません
だからこそ、あぐらをかかずに
いつも愛情を持って誠実に向き合って下さい
相手を大切にすれば あなたも大切にされます
レズビアンと言い続けて幾星霜…セクシュアリティを表す言葉はたくさん出来たけど、私は「レズビアン」と言い続けたい。自覚したとき自分に名付けられて嬉しかったから!偏見の手垢がついてて嫌いって時期もあったけど、今は忘れられない為に言うよ。社会的に死語になったらその時考えよう(笑)
「自分は何なんだろう?」って女子高生が悩んでいた。目の前にレズビアンの私がいながら、見えないままで、いないことになっていた。アイデンティファイするには、モデルが必要。あなたも、わたしも、誰かのモデルになれる。
恋人を失ったあなたへ
どのような形であれ、いつかはその日が訪れます
でもいつまでも そこに立ち止まらないで
次の一歩をはじめる勇気も必要です
心配しなくても あなたと過ごした時間は
2人のもので変わることはありません
あなたが幸せに生きていくことを
相手も望んでいるはずです
多様なマイノリティ女性が様々な形で日々を送っています。カテゴライズに囚われず、同じ人間としてそれぞれ「生き方・悩み・思考」違うのが当たり前とし、社会に対して進歩的に可視化され、1人で悩みを抱えたり、孤立する方が気軽に相談できるような場所を維持継続していく事が重要だと思います。
私はレズビアンで2児の母。自分を偽って婚活したり、親になることを諦めかけたこともあったけど、子育てするL+の先輩方やその子どもたちの笑顔を見て覚悟ができた。念願のかわいい我が子たちと過ごす日々は最高です。
女の人が好きだと気がついたのは中学の時。それについては全く嫌じゃなかった。なのに、《自分らしく》女性を好きでいるってことがわからなかった。男装したり、ホステスしたり、男女どっちもの風俗で働いたり。そんな遠回りが私を作った。今、わたしは大事な人としあわせに暮らしている。この人生で良かった。それが誇り。
ただ背が高めで、おしゃべりが楽しくて、頼れるけどたまに甘えてきてくれて、赤い口紅が似合って、ごつい身体より柔らかい身体の人がタイプなだけなのに、どうして悩んだり諦めたりせざるを得ないないことが多いのだろうか。 好きな人と安心して堂々と生きていける世の中へ、変えていきたい。
レズビアンであることは私の一部。そう思っていても、オープンにできない場はまだまだあります。 市民活動を続けることが、少しでも可視化される助けになることを願っています。
特別な日を決めお祝いし、楽しい時間を共有することは素敵だ。勇気づけられることも多い。でもお祭りが終わったら私たちが終わるわけではない。記念日はただのイベントでなく、誰もが日々を懸命に生きていることへ続いていく。毎日が、それぞれのVisibilityDay!
レインボーグッズを売っているお店で、レズビアンのフラッグをイメージした缶バッジを買うことができなかった。
性自認は女性寄り、恋愛対象はたぶん女性。でも、私はレズビアンです、って言い切ることはできない。
いつか今日よりも自分を知ることができたら、大切なひとができたら、嬉しい。
40代になり 最近ふと考える。 「レズビアンに生まれてなかったら、どんな人生だったろう」と。 このご時世 ステイホームしながら、ボンヤリ考える。 最初は苦労したこととか、辛かったこととか、悩んだことを思い出すけど でも それ以上にレズビアンじゃなきゃ出会えなかった人たちがいて、レズビアン じゃなきゃできなかったことがあって、 やっぱりレズビアン に生まれて良かった!!と思うのです。 ちょっと変わった女でも 苦労もあるけど楽しく生きてますよ。とメッセージを送りまーす! happy pride
一人の女性として、女性の仲間とともに、安心して伸び伸びといられる社会を作りたい。女性は誰かの補佐役でも従者でも癒し役でも飾り物でもありません。誰にも決めさせない、いきいきとした個性と多様なセクシュアリティを持つ女性たち。自由になって、繋がって、私たちの人生を生きよう。
レインボーコミュニティcoLLaboは、「レズビアンや多様なセクシュアルマイノリティの女性たちが、セクシュアリティを肯定し、自尊心をもち、隠すことなく生きていける社会を実現すること」 をミッションとしています。
セクシュアリティについて思い悩んだとき、同性を好きになる自分に気づいたとき、 「そのままのあなたでいいんだよ」と言ってくれるひとがいたら、 身近な場所に欲しい情報があったなら、 あなた自身が“ひとりじゃないんだ”と、リアルに感じることができたなら、 悩みが軽くなったり、自分を肯定していく一歩になることでしょう。
違いを認めあえる成熟した社会は、きっと誰にとっても生きやすいはずです。 誰を好きになり、どこで誰と暮らすか、どのような生き方をするか、セクシュアリティにかかわらず誰もが自分らしく生きられる社会にしたい。 その思いをミッションにのせて、わたしたちは、わたしたち自身へ、そして社会へ向けて、はたらきかけをしています。
わたしたちはレズビアンや「多様なセクシュアルマイノリティの女性」のための活動をしています。 なぜ「多様なセクシュアルマイノリティの女性」という言葉を使うのか? それは、「レズビアン」という言葉にまとわりつくイメージから、この名乗りに抵抗を感じる方が少なくないためです。
また、性自認が揺れていたり、性別違和感がある場合は、恋愛対象が女性であっても、レズビアンという名づけを遠く感じるかもしれません。
そうしたことから、わたしたちは以前から「多様なセクシュアルマイノリティの女性」という言葉を、セクシュアリティのグラデーションをカバーする思いをこめて使っています。
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