『レズビアンと多様な女性がのびやかに生きられる社会へ』ＮＰＯ法人レインボーコミュニティcoLLaboは多様なセクシュアルマイノリティ女性に向けた相談/交流/勉強会、情報発信や啓発等の活動をしています

coLLaboホームページをご覧の皆さま、こんにちは。

1月14日（土）、プログラム「よるコラ」をリアルで行いました。

今回は、4回連続開催予定のカミングアウトシリーズ第3弾「サービス利用のカミングアウトは？」がテーマでした。

話題提供の中では、セクマイである私達が直面してしまう困難さ（就職の際のカミングアウト、医療にかかる際のカミングアウトなど）、地方自治体や企業における利用可能なサービスについて確認しました。

そしてこの話題提供を受けて、私達の日常生活ではどのようなことがあるのか、経験談を中心に話し合いました。

美容室で思い通りの髪型にしてもらえないこと、読むと思われる雑誌の選択、婦人科や精神科を受診するとき、服を買うとき、恋人へのプレゼントを買うときなど、色々な話が出ました。

「こう言われてイヤだった」という話もあれば、「こう言ったら対応してくれた」「直接カミングアウトしなくてもこういうやり方もあった」という話や、「サービスを提供する側がレインボーのものを置いたり身に付けていてくれていたら、ここは（この人は）安心して話せるんだと思える」という話もありました。

また、パートナーシップ制度など、カミングアウトをして利用できるサービスでも、国籍など何らかの理由で制限が掛かってきてしまうという話もありました。

でも、一人の声では難しくても、集まって声を出したら変わっていくのだと思います。

サービスにはたくさんの種類があり、私達の生活そのものに関わってきます。

しかし、どうしてもカップル中心のイメージが強く、実際に研究の中でもカップル間の話が取り上げられることが多いです。

ですが今回自分の体験を話し、他の方の話を聞く中で、それだけではなかったということを再確認しました。

そしてこうした話ができることは、カップルの権利保障が進んでいる証ですし、カミングアウトするかしないかに関わらず、安心してサービスを利用できる社会になっていけると良いなと思います。

ゆるーく話せる「よるコラ」、来月第2土曜日の次回2/11(土)にカミングアウトの最終回、そして今年度最後の実施です！

次回はオンラインとなりますので、皆様のご参加をお待ちしております♪

大切な誰かへのカミングアウトを考え中の方も、経験をシェアしてみたい方も、人の体験談をきいてみたい方も、気が向いたら、coLLaboに寄ってみてくださいね。