coLLaboホームページをご覧の皆さま、こんにちは。
12月10日(土)、久しぶりにプログラム「よるコラ」をリアルで行いました。
今回は、4回連続開催予定のカミングアウトシリーズ第2弾「一番はじめのカミングアウトって?」がテーマでした。
「カミングアウト」は一般的に、他者に自己のセクシュアリティを伝える、開示するといった意味がありますが、今回は、コミュニティに参加して、他の当事者に向けたものもカミングアウトととらえて、色々な角度でお話しをしました。
いつものように、自己紹介ゲームからスタートです。
本日はリアルなよさを活かして、生まれ月や初めてのカミングアウトの年齢順に席を並び替えて、自己紹介をしました。真四角な画面に割りつけられているonlineとは違う、この動きのある感じ、懐かしいですねえ。
そして、話題提供は、「カミングアウト」という言葉は欧米発で60、70年代に広まったこと、その背景や効果などについて。では90年代に言葉が普及していった日本ではどうだったのか。いつものように、社会学の論文から話題を提示してもらい、質問を重ねて理解を深めていきました。その後、8名という少し大きめの輪でしたが、そのままテーマトークへ。
20代スタッフの経験を皮切りに、それぞれの「初めてのカミングアウト」ってどういうものだった?について語り、聴き合いました。
後半は、テーマ以外でも話したいことがらを挙げていただき、1つずつ時間いっぱい話をしてみました。パートナーシップ、関係性、先日の東京1次訴訟の判決の様子、職場でのカミングアウトなどなど。
最後は、リアルならではの延長戦。お茶を飲みながら小さな輪になったり、くっついたりしながらお話しをしました。
★参加されたみなさんからの感想★
「Zoomでお会いしていたのが、リアルでお会いできて、『本当にいる』と安心した。嬉しかったです。」「お話がメインのコミュニティは久々で、Zoomとは違い、リアルは空気感を含めて情報量が多いということを思い出して、楽しかった。」と普段のonlineとの違いに触れた感想がありました。
また、テーマについても、「これだけ人数がいると、初めてのカミングアウトの話も色々で、楽しかった。オンラインの交流は不得手なので、また来たいと思います」さらに、フリートークについて、「カミングアウトからパートナーシップ等テーマも幅広くたくさん考えることがありました。参加できてよかったです。」といった感想もいただきました。
テーマはみんなで話をする入口(きっかけ)ですが、意外な方向に話が広がったり、気づきが多いという声も。話が何周もする中で、「そう言えば、わたしの場合も・・・」と記憶が重ねられていく様子もたくさんありました。そんな語りの時間も、よるコラならではなのかもしれません。
年末のお忙しい時期に、参加して下さったみなさん、ありがとうございました。
ゆるーく話せる「よるコラ」、次回は来月第2土曜日の1/14(土)に、新年なのでリアルで開催します。詳細はまた追ってお知らせします!
大切な誰かへのカミングアウトを考え中の方も、経験をシェアしてみたい方も、人の体験談をきいてみたい方も、気が向いたら、coLLaboに寄ってみてくださいね。