coLLaboホームページをご覧の皆さま、こんにちは。
8月20日(土)、オンラインプログラム「よるコラ」を行いました。
今回のテーマは「コロナ禍のつながり&息抜き」でした。
コロナ以前は、仕事・学校・友人・コミュニティなどで他者と関わること、ふと一息ついてリラックスできることは何でもない日常で、その意義について深く考えることはほとんどありませんでした。
ですがコロナ禍になり外出制限がかかり、他者とのつながりが途切れたり、これまでの趣味や息抜きも自由にできなくなったりしました。
孤独感や閉塞感を感じることが多くなり、体調を崩す人も増えてしまいました。
そこで、人はなぜつながりを求めたいのかを改めて考え、そして他の人がどのような息抜きをしているのか知りたいと思い、事前にアンケートを取ってみました。
なぜつながりたいのか、という理由では「楽しさ、嬉しさ、安心感、張りなどを感じ、精神的な充足感を得たい」「体験や経験をシェアしたい」「人生を豊かにしたい」という項目が半数を超えました。
息抜きの仕方としては、美味しいものを食べる・飲むが断トツで多く、ついで動画サイトや映像を見たりゲームをしたりと、自分だけでも楽しめるものが続きました。
二つに分かれたトーク部屋の一つでは、今回のテーマを深掘りしました。
「最初の頃は孤独を感じていたけど、だんだんつながりを作る努力をするようになった」「これからはオンラインもオフラインも両方やったり、みんなで努力してコミュニティを維持していけたらいいな」という話が出ました。
もう一つのフリートーク部屋では、人生設計や、セクシュアリティ、気持ちの辛さをどうしたかなど、話題が多岐にわたりました。
自己アイデンティティや自己肯定感は、幼い頃から他者からの言葉掛けや扱われ方で形成されていくのだ、という気付きがありました。
参加された皆様からは、
「他の方の話を聞いて思い出すこともあり、自分ひとりで考えられないことを思い出せたので、とても楽しかったです。」
「場を提供していただいていることが大事で、感謝しています。これからもよろしくお願いします。ありがとうございました。」
「なぜ孤独を感じるのか、今後のコミュニティについてなど、話したことによる気付きが多かった。コミュニケーションって大事。」
「コロナの影響について、個人の経験を話せたのが貴重な体験だった」
「ほんとに(セクマイの人が)いたんだ!という気持ちを心に刻んでいる。こういう場があることに感謝。同じ境遇の人と話すだけで癒される。」
「最初テーマを語ろうとしたらピンと来なかったが、話してコロナで色々影響されたなと思うし、コミュニティに出てきた原点に気付かされた。」
との感想をいただきました。
こちらこそ、ありがとうございました!
こうした状況は、まだもう少し続くと思われます。
そのような中でも、そしてそれが終わった後も、精神的な充足感を得るためには、オンライン開催のものも含め、交流のチャンスは逃さず自分からつながりを作っていくことが大事なのかもしれません。
ゆるく話せる「よるコラ」、次回は第2土曜日の9/10(土)に開催します。
気が向いたら、coLLaboに寄ってみてくださいね。