coLLaboホームページをご覧の皆さま、こんにちは。
少しずつ、秋の気配が感じられるようになりました。いかがお過ごしでしょうか。
去る6/30・7/27に、『L・セクマイ女性×カミングアウト』をテーマに、2回連続でプログラムが開催されました。
2回開催にしたのは、理由があります。
一般的にカミングアウトとは、第三者に自分のセクシュアリティを伝える「他者へのカミングアウト」を指しますが、coLLaboではその伝える前に、伝えたい自分を見つめる「自分へのカミングアウト」について考える時間が必要だと考えています。
このため、1回目のプログラムでは『自分へのカミングアウト』をテーマに自分を振り返るシート「L的自分史」をつくる回、2回目のプログラムでは『他者へのカミングアウト』をテーマに大切な人とよりよい関係をつくるためのカミングアウトについて考える回となりました。
そして、2回目プログラムの締めくくりとして、カミングアウトしたい大切な方へ「カミングアウトレター」を書きました。シンプルな手紙から、工夫を凝らした手紙まで、多様なカミングアウトレターができ、参加者の皆さんからは、「このように自分と向き合うチャンスがなかったので、考えられるきっかけになった」「改めて自分が誰に何を伝えたいのかまとめる機会になった」「まためげずに頑張ろうと思った」などの感想をいただけました。各テーブルでお互いのこれまでについて声に出して話す時間も設けましたが、「他の人の話を聞き、元気になれた」という声も。
なお、今回のカミングアウトレターのアイデアに、「職場へのカミングアウトは、その職場で働き続け、職場とよりよい関係になりたく、要望があるからこそしたいと思うケースもあると思うので、要望書形式にしてみた」というものもありました!せっかくなのでご本人の許可を取り、ここに合わせて掲載しましたので、ぜひご覧ください(プログラム内では手書きの手紙でしたが、それをデータにまとめています)。
今回ご参加いただいた方には、お会いできたこと、同じ時間を共有できたことを何より嬉しく思っています。ありがとうございました。
次回プログラムは秋以降を予定しています。またのご参加をお待ちしております。
coLLabo事務局