みなさま、こんばんは。
梅雨があけ、日差しのまぶしい夏が来ました!みなさまいかがお過ごしでしょうか。
coLLaboでは7月15日(土)、『L・セクマイ女性×働きやすい職場』を開催しました。
1日の中で多くの時間を過ごす職場。せっかく長い時間を過ごすなら居心地がよいほうがいいですし、仕事でいいパフォーマンスも残したいですよね。
だけど、カミングアウトをしていてもしていなくても、セクシュアリティにまつわるアレコレでもどかしさを感じることはある。それを解決するにはどうすればいいんだろう?ということからこのプログラムはスタートしました。
最初にまずは「セクシュアリティって?」と題し、改めてLGBTやSOGIなどの用語について振り返り。そののち自己紹介をし、「職場でのお困りごと」を出し合い、それに対する「作戦会議」を行いました。
お困りごとでは
「会社にダイバーシティ研修が入ったけれども形だけの導入で、差別的な意図のホモ・レズやオカマなどの発言が変わらず聞こえてくるまま」
「仲良くなろうと思っているのだろうけれど、異性愛を前提にした恋バナを振られてしんどい…」
などの意見があがりました。たくさんの職場があるので特有のお悩みもありましたが、こんなこと自分の職場だけかも…と思っていることが意外と共通していたりして「そうだよね!」と語らう場面もありました。
それを受け『作戦会議』。
例えば「なるべく嘘をつかない」をコンセプトに、
・差別的、ホモフォビアな発言を聞いても自分は同調しない。また、ちょっと勇気が出せるときはセクシュアルマイノリティの理解者としてさらっとたしなめてみる
・結婚の話を振られたら、「◯◯さんの結婚してよかった話を聞かせてください」と振り返してみる
といった方法があげられました。
また、ほかには「会社の環境を変えていく」こととして、
・会社にセクシュアルマイノリティに対しても福利厚生が認められるように地道にアピールしていきたい
・職場内や同業種でのつながりを地道に作っていきたい
などの意見があげられました。
世の中には多数の職種があり、職場もまた多様です。ですが、そこで働くひとはもっと多様です。
セクシュアルマイノリティだけではなく、性別、年齢、人種、学歴や価値観など、あらゆる多様性について配慮が行き届いた職場が理想ですが、会社の環境を変えたりするのは容易ではないのが現実かもしれません。
でもそんな理想を叶えるために、まずは自分のできることを少しずつやっていきたい。そんな思いのつまったプログラムになりました。
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
次のプログラムは
・8月8日(火)平日休つながろ会
・8月19日(土)女性の病気とクリニック
を開催いたします。
詳細は記事をご覧ください。
またお会いできることを楽しみにしています。
暑い日が続いていますので、体に気をつけてお過ごし下さい(^^)
coLLabo事務局